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症状が消えてもバルトレックスの服用をやめないで、耐性菌が出来る可能性

2019年10月01日
心配している男性

単純ヘルペスウイルス感染を原因とする口唇部分や性器などの、痛みやかゆみをともなう水泡症状などにはバルトレックスが高い治療効果を発揮します。病院で処方箋をだしてもらって入手するにしても、個人輸入代行サイトを利用して入手するにしても、服用期間を守ることが大切です。

バルトレックスの治療効果は高く、臨床試験では90%以上の有効性が実証されているほどです。しかしながらこの高い治療効果の恩恵も正しい服用方法を順守してこそ初めて可能です。そこでバルトレックスの正しい服用方法と注意点を検討して参りましょう。

まずバルトレックスの服用方法ですが、ヘルペスによる口唇や性器などの症状にたいしては1日2回500㎎を1錠ずつ服用するのが基本です。有効性が高いことから、数日程度服用すれば病変部の外観や痛みやかゆみなどの自覚症状が好転する可能性は大いにあります。しかしここで大事なのは、症状が落ち着いたからといって自己判断で飲むのを中止しないことです。一般的には一回の治療は1週間を目安に薬を飲みきることが前提になっています。

しかしながら症状が沈静化したのに、薬を飲み続けることは副作用の心配があると考える方もいらっしゃるかもしれません。ところがここに落し穴があるわけです。それというのも、見た目や自覚症状が沈静化したといっても、ウイルス自体は相当数残存している可能性があり、不十分な治療では短期間のうちに再発するリスクが高くなります。
また警戒するべきリスクとして、バルトレックスに対する薬剤耐性の獲得の可能性を付け加えることも出来るでしょう。治療薬の作用メカニズムとウイルスの増殖機序の関係性に鑑みると、薬剤耐性を獲得するリスクは、ヘルペスウイルスでは低いと考えられてはいます。しかしそのリスクは皆無ではない以上不適切な使用による耐性獲得のリスクは常に念頭に置くべき必要があります。少なくとも病院で処方されるにしろ、1週間の服用期間は順守しバルトレックスは飲みきることが必須です。

他方でバルトレックスを再発予防目的で長期間服用することがありますが、副作用のリスクがたかくなります。再発しやすいヘルペスに対して推奨される予防目的のバルトレックスの服用は、半年から1年程度という長期間になるのが通常です。副作用のリスクが低いとされているバルトレックスも、長期連用ではリスクが高くなるでしょう。長期連用するときは定期的に肝臓や腎機能の検査を受けることも検討してください。

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